2月19日(月)、大学院進学クラス(17A)で『文化へのまなざし』(東京大学出版会)の最終回の授業が行われました(担当:小川先生)。
まず「おわりに」を読み合わせて、越境する文化・変容する価値観、大学生活に必要な日本語の力について振り返りました。
次に、夏に各自が執筆したエッセイのコピーを配布し、「エッセイを書いたころの自分と、現在の自分を比較してください。①変わっていないことは何ですか? ②変わったことは何ですか?」というテーマで作文をしました。
・将来就きたい職業は変わらなかった。文献を読んできたが、それだけでは足りない。まだ身につけていないことを勉強しなければならない。
・自分の考えや研究のやり方は変わったが、研究対象に対する情熱は変わらなかった。今後の課題が明確になった。
・専門知識を学習し、理論を知り、実践方法を理解した。自分の目指す学問領域に身を投じ、世のために貢献したいという考えは変わっていない。
・1年前と比べて、具体的に何を学び、何を研究したいかがわかった。研究対象について、深く考えられるようになった。
・今の自分は成長した。自分の能力と現状をしっかり見られるようになった。仕事を辞めて留学することを決めた自分の初志は変わらなかった。
・研究テーマは変わっていないが、日本語能力が高まり、専門的な文献が読めるようになった。視野が広がり、もっと深い研究になった。
・研究対象についての理解が深くなった。研究室を何度も訪問し、先輩の研究を知ったことで、自分が研究したいことがより明らかになった。
・将来就きたい職業は変わらなかった。しかし、将来の職業について深く考えた結果、研究テーマは変わった。自分が研究したいことに気づけた。
・研究テーマは変わっていないが、方向性は変わった。また、世の中の情況も変わったから、新しい内容も学ばなければならない。
その後で、一人ずつ前に出てきてもらい、自分の研究テーマと、変わっていないこと、変わったことについて発表をしてもらいました。
授業を担当された小川先生は、自分の歩みを見つめ直し、今後の課題を掲げる一人ひとりのスピーチに感心されました。日本に来た理由から話を始めたり、言葉を補ったり、エッセイからピックアップして話したりといった工夫が見られたそうです。また、発表者に対するクラスメートの質問の的確さにも感心されたそうです。
そのことを聞いて、それらは日頃の授業の積み重ねと学生の努力の成果であると思いました。担任としてうれしく感じました。(織田)
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